【“場所や立ち位置が違うだけ”で犬はわからなくなる】

「うちの子、おすわりできます」

でも実際に見てみると

リビングではできるのに玄関ではできない

飼い主が正面に立っているとできるのに、横に立つとできない

こういうケースはとても多いです。

これは犬がサボっているわけではなくて

“別の状況”だと感じているだけです。

例えば普段

リビングで

飼い主が犬の正面に立って

目が合っている状態で「おすわり」と教えていると

犬の中では

その場所、その立ち位置、その状況ごと

「おすわりの合図」として覚えています。

だから

玄関に移動したり

飼い主が犬の横に立ったりすると

犬からすると

「いつもの状況と違う」

つまり、それが同じ指示だと理解できないことがあります。

人は言葉の意味で考えますが

犬は状況ごとに学習しています。

だからトレーニングでは

リビングだけでなく玄関や外でもやってみる

飼い主が正面だけでなく横や後ろに立った状態でも伝えてみる

こうやって条件を変えて経験させることが大切です。

そうすることで犬は少しずつ

「場所や立ち位置が違っても同じ意味なんだ」と理解していきます。

これが般化です。

「できる」ではなく

「どこでもできる」

ここまでいって初めて

本当に理解している状態と言えます。